紅茶といえばイギリスですが、フランスにもおいしい紅茶ブランドがたくさんあるんです!
言わずと知れたマリアージュフレール、クスミティー、フォション、二ナス…
そして本日紹介する老舗中の老舗、ダマンフレールです。
ダマンフレールの基本情報
ダマンフレールの歴史は古く、なんとフランス国王ルイ14世の時代から始まり
現在に至るまで、300年以上の歴史があります。
公式サイトのブランド歴史紹介です。
ダマンフレールの歴史は、1692年、フランス国王ルイ14世によりフランス国内での紅茶の独占販売権を許可されたことから始まりました。それはまた、フランスにおける紅茶の歴史の始まりとも言えます。1925年には紅茶を愛してやまないダマン兄弟により紅茶専門のダマン・フレール社が立ち上げられ、上流階級の嗜好品としての紅茶文化が開花しました。
引用元:ダマンフレール公式サイト(最終検索日 : 2019年 12 月 14 日)https://dammann.jp/history/
実は、紅茶がフランスに伝わったのは本場イギリスよりも早いのです。
今となっては、フランスといえばコーヒー、カフェオレ、ハーブティーなどが思い浮かびますが、この国における紅茶の歴史は長いんですね。
ちなみにフランス語で紅茶は「テ(thé)」と発音します。
英語の「ティー(tea)」、日本語の「チャ(cha)」とそれぞれ発音が似ていて面白いです。
イギリスではミルクティーが主流ですが、フランスの紅茶はミルクを入れて楽しむというよりも、香りを楽しむためのものと位置づけられています。
そのため、ハーブやスパイスをブレンドした商品が多いです。
ダマンフレールにはシングルオリジンティー(ブレンドや着香をしていない)もありますが、ブレンドティー、ハーブティーも多く取り扱っています。
代表作には「グールース」が挙げられます。
しかしこの他にも、上記サイトによると「これまでに約3,300種の製品を誕生させ」てきたそうです!
途方もない数ですね。
また、個人向けに販売しているだけではなく、名だたるレストランやホテルに卸しています。
確かに、パリの三ツ星の中の三ツ星といわれる「ランブロワジー(L’Ambroisie)」(現在放送中の木村拓哉さん主演ドラマで、撮影舞台となっていました!)でも食後の紅茶はダマン社のものでした。
世界的にも有名なフランスのリゾート地、ニースの二つ星「シャントゥクレール (Chantecler)」も同様です。
単に歴史が長いだけではなく、ミシュランの星付レストランで提供されるくらいの品の高さであることがわかります。
ダマンフレール・ヴォージュ店への行き方
【場所】
15, PLACE DES VOSGES 75004 PARIS
(マレ地区のヴォージュ広場の回廊内にあります。)
【最寄り駅】
Saint-Paul駅から徒歩約5分
Bréguet - Sabin駅から徒歩約6分
Chemin Vert駅から徒歩約6分
【営業時間】
月曜日~金曜日 10:30-19:30
土曜日・日曜日 10:00-20:00
【公式ホームページ】
(上記の日本の公式サイトとは製品紹介の情報量がかなり異なります。言語を英語にも変更できるのでぜひのぞいてみてください。本当にたくさんの商品があり、見ているだけでも楽しいです。)
【その他】
私が来店したときは日本人の店員さんがいらっしゃいました。
店員さんから気軽に話しかけてくださって、アドバイスをいただくことができました。
お土産用の小分けの袋も付けてくださいました。贈り物をする方は、伺ってみてください。
ヴォージュ店は一番初めに設立されたブティックです。パリの流行の発信地ともいえるマレ地区にあります。
この地区は日曜日でも開いているお店が多いので、日曜日に何をしようか迷っている方はぜひマレ地区に、そしてダマン・ヴォージュ店に足を運んでみてください。
ブティックは、パリにはこの他に6店舗あります。
また、商品の数は限られていますがギャラリーラファイエットやボンマルシェでも販売されています。
ダマンフレール・ヴォージュ店の様子
マレ地区。おしゃれなカフェやショップが立ち並んでいます。
こんなにかわいいカフェを横目に…
ヴォージュ店にたどり着きました。
重厚感のある素敵な店構えです。
所狭しとお茶が並べられています。
数百種類の茶葉が販売されているそうです。圧巻…
上の蓋を外して、それぞれの茶葉の香りを確認できます。
こちらのカラフルなコーナーはハーブティーです。
茶器やタンブラーも販売されています。
何を買えばいいのか迷ったら、セットになっている商品もありますよ。
贈り物にもぴったりです。
おまけ。
同じ通りに天下のランブロワジーがあります。
そしてすぐ横にはかわいらしいお庭が。カップルが談笑しています。
歩き疲れたらこんな 場所で一休みするのもいいですね。
おわりに
お茶好きなら興奮すること間違いなしの、ダマンフレールのブティック。
ぜひ、皆さんも華やかなフランスの紅茶を楽しんでみてください。
ダマンフレールのお茶の感想はこちらの記事をご覧ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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