皆さん「地紅茶」をご存じですか?
「地酒や地ビールは聞いたことあるけど、地紅茶は聞いたことがない」という方が多いかと思います。
本日は地紅茶とはどのようなものなのか、そしておすすめの地紅茶を紹介します!
「地紅茶」を知ったきっかけ
筆者はこちらの本で初めて「地紅茶」という存在を知りました。
2019年9月27日に発売された「ニッポンの地紅茶完全ガイド」です。
(出版:エイ出版社)
地紅茶とはどのようなものなのかという説明から始まり、地紅茶ができる過程、そして各土地の紅茶の紹介がメインにつづられています。
オールカラーかつ写真が多くとても理解しやすいです。
「地紅茶」とは?
こちらの本では、「地紅茶」は次のように定義されています。
民間主導でつくられる紅茶。地紅茶には、地域や地元・地方でつくられた紅茶という意味と、地域づくりや地域活性化の対象として生まれた紅茶という意味がある。
料理に例えると「郷土料理」にあたるそう。
ところで、地紅茶をご存じない方も「和紅茶」なら聞いたことがあるかもしれません。
筆者ははじめ、地紅茶と和紅茶は同義語なのかと思ったのですが違いました。
「和紅茶」は次のように定義されています。
現在、日本国内でつくられる紅茶のこと。和=日本とイメージできて、分かりやすく、和紅茶の名で商品化するメーカーも多い。ブランド化も進み和紅茶飲料も増加。
料理に例えると「和食」にあたるそうです。
郷土料理と和食と聞くと分かりやすいですね!
地紅茶は和紅茶は似て非なるもの。面白いです!
気になる「地紅茶」3選
本書ではたくさんの地紅茶が紹介されていますが、その中でも筆者がとくに気になった生産者とそこでつくられる紅茶を3つ挙げます。
①埼玉県 備前屋「茜」
ホールリーフをティーバッグにしているので、お手軽に本格的な紅茶を楽しむことができます。
品質維持のために創業の明治初年からの伝統技法を守り続けているそうです。
品質の高さが期待できますね。
②新潟県 冨士美園「雪国紅茶」
雪国で紅茶!?
茶樹が育つことにびっくりしました。お味が気になるところです。
おいしいお米が作られる場所ですから、期待大。
③静岡県 益井園「みらい」
やはりお茶どころ、静岡県は外せませんね。
益井園は農薬不使用で紅茶を栽培しています。
世界に誇る紅茶を目指す生産者の益井さんの代表作「みらい」。
ぜひ飲んでみたいです!
この他にも挙げきれないほど、多くの魅力的な茶園・地紅茶があります。
皆さんの出身地に地紅茶はあるでしょうか?
せっかく日本に住んでいるので、ぜひ日本の地紅茶を堪能したいです!
このほか、おすすめの本はこちら!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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