皆さんはミルクティーを飲むとき、どんな牛乳を使っていますか?
ネット上では「『低温殺菌牛乳』を使うと紅茶がおいしくなる」という意見が多いですが、「どちらを使っても変わらない」という反論もあります。
ミルクティー好きの筆者としては気になるところ。
本日は、日本で一般的に売られている高温殺菌牛乳と、紅茶に合うといわれる低温殺菌牛乳を飲み比べてみました。
比較する牛乳の紹介
以下二つの牛乳を比較します。
<高温殺菌牛乳>
生乳100%使用しており、成分無調整です。
殺菌方法は130度で2秒間。
乳脂肪分は3.5%以上。
カロリーはコップ一杯137calです。
<低温殺菌牛乳>
「明治美味しい牛乳」と同様、生乳100%使用しており、成分無調整です。
殺菌方法は66度で30分間です。
乳脂肪分は3.6%以上。
「明治美味しい牛乳」と同様、カロリーはコップ一杯137calです。
この二つの牛乳の大きな違いは殺菌の温度と時間ですね。
高温殺菌牛乳は「130度で2秒間」
低温殺菌牛乳は「66度で30分間」
あとは、乳脂肪分もじゃっかん異なり、
高温殺菌牛乳は「3.5%以上」
低温殺菌牛乳は「3.6%以上」
となっています。
牛乳の味の違い
牛乳自体の味の違いを比較してみます。
【見た目】
見た目にはまったく変わらないように見えます。
上が高温殺菌牛乳、下が低温殺菌牛乳です。
【香り】
高温殺菌牛乳は、多くの方が想像するいわゆる牛乳の香りです。
低温殺菌牛乳はそれよりも本来の牛乳の香りなんでしょうか?クセのない素朴な香りがします。
【味わい】
これは全く違います!
高温殺菌牛乳は甘みが強く、まったりとした口当たりです。
低温殺菌牛乳はさらりとした口当たりです。甘みを感じますが、後味はすっきりしています。
ミルクティーにしたときの味の違い
ミルクティーにしたときに上記の違いがどのように影響するのか試してみました。
通常通り紅茶を入れました。
ほぼ同じ濃さです。
牛乳を加えました。
牛乳のみの写真と同様で上が高温殺菌牛乳、下が低温殺菌牛乳です。
【見た目】
こちらも見た目には変わらないように見えます。
【香り】
牛乳の香りは茶葉の香りでかき消されてよくわかりません。
ほとんど変わらないように感じます。
【味わい】
牛乳のみで飲んだほどではないですが、違います!
高温殺菌牛乳は紅茶の酸味を強く感じました。
とくに後味は大きく異なり、まったりとした甘い余韻が残ります。
低温殺菌牛乳は茶葉の香りが引き立ちコクが増します。
さっぱりとした口当たりです。
結論
ミルクティーには低温殺菌牛乳が合います!
筆者個人の意見であり、また加える牛乳によっても大きく異なるでしょうから、今回はこちらの2つに限ったものとして受け取ってくださいね。
「甘い飲み物が苦手」、「しっかりとした味わいが好き」という個人的嗜好も大きく影響していると思います。
ただ、牛乳だけで飲むのなら高温殺菌牛乳の方がおいしいと思いました。
飲み慣れているというのもあると思います。
また、低温殺菌牛乳には大きく以下3つのデメリットがあります。
- 賞味期限が短い
- 価格が高い
- 販売されている種類が少ない。
一点目、二点目について、低温殺菌牛乳は菌をすべて殺菌するわけではないので原材料である生乳に品質の高さが求められるそうです。
これが、賞味期限と価格に関係してくるわけですね。その分品質がいいともいえます。
三点目については、日本では高温殺菌牛乳が主流なので仕方がないのですが、もう少し気軽に最寄りのスーパーでも取り扱い種類が増えるとうれしいです。
今後、個人的には以下の牛乳を試してみたいです。
【今回紹介した以外の低温殺菌牛乳】
日本の生クリームの歴史をつくってきた有名な中沢グループの牛乳。
見た目がすでにおいしそうです。
こちらは「ご当地牛乳グランプリ金賞受賞」した牛乳です。
口コミ評価も高く気になっております。
【脂肪分が高い濃厚な牛乳】
クリームやバターなどを加えて脂肪分を4.0以上に高めたものが気になります。
紅茶に加えると濃厚な味わいになるそうなので、通常のものとの違いを確かめたいです。
こちらもネットの口コミ評価が高い上、牛乳のみでもおいしくいただけそうだなと思いました。
おわりに
皆さんはどちらの牛乳に惹かれましたか?
皆さんにとっての「最高においしいミルクティー」が見つかるきっかけになればうれしいです。
おすすめの牛乳があれば、またご紹介しますね!
ミルクティーにすると、とくにおいしい茶葉については以下の記事をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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