京都の老舗日本茶専門店、一保堂の「いり番茶」をご紹介します。
一保堂が販売するのは、抹茶、玉露、煎茶、番茶の4茶種約30銘柄。
今回紹介するのは、京都ならではの京番茶。
特筆すべきは独特な香りです。
初めて香りをかいだときはとても驚きましたが、なぜかクセになります。
味わいは香りからは想像できない、さっぱりとしていてやさしい味です。
強烈に印象に残る香りと、雄々しいともいえる茶葉(見た目)ですが、実はカフェインは少なめ。
一度飲むと、決して忘れられないお茶です!
【一保堂】の基本情報・本店の雰囲気
一保堂は1717年(享保2年)創業の老舗。
京都の本店、東京とニューヨークにも店舗があります。
このほか、百貨店など100カ所以上で取り扱われています。
京都本店。
風情ある佇まい。
店内に入ると大きなメニュー表がはじめに目に入ります。
見えにくいですが、一番左のほうにいり番茶と記載されています。
こちらではお茶の購入だけでなく、喫茶室もあり、抹茶、玉露、煎茶など一保堂のおいしいお茶を楽しめます。
【一保堂】いり番茶の基本情報
シンプルな紙のパッケージに入っています。
大きくてびっくり。
同じくお茶の有名どころの静岡の番茶とは異なります。
京都の番茶は強火で焙煎した炒り番茶。
スモーキーで独特な強い香りが特徴です。
急須の場合、茶葉は10g。
沸かしたてのお湯を使い、抽出時間は10分です。
一度に大量に作るには、2リットルに対し茶葉は30g。
沸かしたてのお湯を使い、抽出時間は15分です。
抽出前。
とても大ぶりの茶葉。
インパクトありますね。
抽出後。
急須で、10分抽出しました。
【一保堂】いり番茶の感想
【水色(すいしょく)】
淡い茶色。
【香り】
炭のような深いスモーキーな香り。
はじめて香りをかいだときは驚きましたが、なぜかクセになる独特な香りです。
【味わい】
強い香りのわりに、味わいは穏やかな印象を受けました。
口当たりにはまろやかさも感じられます。
渋味や酸味はやさしく、すっきりとした甘味も感じられ飲みやすいです。
余韻には、じんわりと酸味、そしてスモーキーな風味が残ります。
二煎目を抽出しても楽しめる耐杯の強さも魅力的。
【おすすめのシーン】
思いのほか、いろいろな和菓子に合います!
味の濃い食事や、揚げ物など脂っこい食べ物と一緒にいただくのにもぴったりです。
カフェインが少ないので、夕食後のティータイムにも向いています。
公式ホームページではウイスキーを飲むときのチェイサーとしてもおすすめされていました。
おわりに
このほかにもおすすめのお茶をたくさん紹介しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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